
先日、最終再臨展に行ってきました。
Fate/Grand Order Servant Art Chronicle -最終再臨展- 2025.07.30(Wed) – 2025.08.31(Sun) 開催
まず、最終再臨とは何かというと、FGOの育成システムではキャラクターのレベルキャップを上げて成長させていくごとにイラストが変化していくのですが、その最後の段階を最終再臨と呼びます。基本的には自分が所持していて、かつ最後まで育てていないと見ることができないイラストです。フレンドサポートでもネタバレ配慮のためのオプションがあったりします。
今回の展示は、今までの実装キャラクターすべての最終再臨イラストを高精細印刷や特殊印刷で展示するというもので、こんな機会もうない、というかこんな展示するなんてFGO終わりに向かってるんだな…と感じつつ見に行くことに決めたのでした。
結果、行って良かったです。自分が知らないイラストを見ることができるのはもちろんですが、スマホの小さい画面では見ることができない細かな部分が見れたり、目の前にある存在感を感じられたりできて楽しかったです。
すべての展示の撮影が可能だったので、すべて撮影してきました。その中でも特にいいなと思った展示を、少しですがご紹介しようと思います。




まず、輪くすさがさんのイラスト。もともと好きなイラストたちなんですが、紙に印刷されると透明水彩で描いたのか?と思うような自然な質感になっていて驚きました。特に4枚目のパリスのイラストはグラデーションが美しく、しばらくじっと眺めていました。




展示されている環境や特殊印刷との相性がすごくいいなと思ったイラスト。1枚目のシェイクスピアのイラストは少し薄暗い場所に展示されていて、暗い中から浮かび上がってくるような存在感がありました。2枚目の項羽はほんの少し入っている白のハイライトが効いていて立体感がありました。3枚目のイヴァン雷帝は特殊印刷で本物の油絵のような質感だったのも良かったんですが、雷光がシルバーで印刷されていて本当に発光しているみたいでした。4枚目、言峰神父。これは金地に印刷されている、はず。このイラストとの相性というか禍々しさがぴったりでした。

流れるように剣陣営。


藤太。ごちそうがおいしそうすぎる。こんな風に描けたらいいなあ。徐福ちゃん。単純にきれいだ…。水着コーナーはアクリルに印刷されたものもあって、夏の透明感をめちゃくちゃに感じました。

オベロン。この展示、奥まった場所の壁の裏にひとつだけぽつんとあって、見た瞬間「やられた!」と思いました…。ずるいよこれは…。好きです。おそらく気づかずに会場を出た人もたくさんいると思う…。でも、そうだね…。この展示は正しいです。

そして推しのジュナオ…。これを見たかったと言っても過言ではないです…。最終再臨を経て、セイントグラフの枠を外した時に見える、小さな小さな星。




こんな絵が描けるようになりたい。
あとね、テスカトリポカは田島昭宇先生の生原画が展示されててめちゃくちゃ貴重なものを見てしまいました。繊細だった…。
この展示がマシュで始まりマシュで終わるのも、そうだよね。
良かったよ…!の気持ちを伝えるべくご紹介してきましたが、撮りっぱなしで加工もしてないのはともかく、写真では伝えられないことがたくさんありますね。展示を見るのって環境含めて体験だし、こういうものは絶対肉眼で見たほうがいい…。みんなも推しの展示があったら見に行こう…。