イベントが終わってから気が抜けてしまった。やりたいことがありすぎて逆に何もできていなくてまずいな~と思っています。やっぱり優先順位をつけないとだめですよね。最初に取り掛からなきゃいけないのはベルさん誕かな。いつもギリギリになって描きだすので今年は余裕をもって描きたいな。
Waveboxもぽちぽちありがとうございます。以下お返事と、ちょっとだけ今回出した新刊について。
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長いので折りたたんでいます。
12/1 🕊 ここのつさん
ここのつさん、労りのお言葉ありがとうございます🙇♀️そして無事にお手元にお届けできてよかったです!ご感想までいただいてしまい、本当にありがとうございます…!
「立ってよライナー」含むライナーの回想シーンは、後のシーンと重なったりと重要な回想だったと思うのですが、アニメではあっさりでしたよね…!それもあり、ライナーにとってベルトルトに手を取ってもらえたことはどのようなことだったのかを書きたくて、ああいった表現になりました。そこを見ていただけてとても嬉しいです!
まさに、何かを失いながらそれでも生きていく、ということが今回のテーマでした。今回は進撃のお話だったので、ミカサやライナーに焦点を当てていますが、これってすごく普遍的なことだなと思っています。大切な人がいなくなってしまったからって、その人がくれたものはなくなったりしないし、苦しくてもそれを抱えて生きていくことがその人が生きた証明になるんじゃないかなと思います。
寂しいだけのお話にはしたくなかったので、希望があると思っていただけたのがすごく嬉しいです。壁は進撃において象徴的なものなので、それを乗り越えて開ける世界にふたりともいるんだ!そして笑顔で終わりたい!という気持ちで最後のページを描きました。表紙も、読んでくださった方にはわかるように描いてみました。
アニもいての同郷だと思いますので、やっぱり最後は3人で…。複雑な情でつながった3人が好きです…。
こちらこそ、こんな素敵なご感想をいただいてしまい恐縮です…!でもこうやって大切にしてもらえるようなお話が書けて、勇気を出して挑戦してみて本当によかったです!ここのつさんも1月のイベントのご準備が大変だと思いますので、あまり無理はなさらないでくださいね…!それでは、メッセージありがとうございました!
12/6 🕊 季々さん
季々さん、お忙しい中メッセージありがとうございます…!無事にお届けできたようでよかったです!
裏表紙は、最初に見たときにおや?と思ってもらうこと、読み終わったときに納得してもらうことを目標にしていました。物語の始まりと終わり、心情と風景を表現したつもりなので、そう言っていただけて嬉しいです!
地ならしの後の世界は、どうしても避けられない困難ばかりだと思います。それを抜きにライナーの人生は書けないよなと思い、ああいったはじまりになりました。でも力不足でもうちょっと踏み込みたかったなという気持ちもあります…。
アニの言葉は、彼らの立場があるのはもちろん、複雑な情も感じるセリフにしたかったので、それが伝わっていてうれしいです。ミカサとの会話は、原作でミカサがエレンを想いながらも自分の人生を生きてくれたことが、この会話を描くことに繋がりました。大切な人を失った同士、ミカサの言葉がライナーに影響してくれたらいいなと思い、描いたシーンです。コニーはきっと約束を覚えててくれるはず、寂しさもありながらみんなでお酒を飲んでほしくて描きました。
なんというか本当に、ライナーには自分の人生を生きてほしいと思っていて、その人生の支えにベルトルトがなってくれたらな、という願いでこのお話を書きました。最後の時まで思い出して、立ち上がる力になってほしいです。
「生きてる」という言葉は、本当にメッセージをいただいた通りです。先の、アニの冗談とも言えない冗談にベルトルトは笑ったけれども、結局はライナーを助けた。ベルトルトが繋いだライナーの命の先に新しい命が繋がっている。生きてる、ということがライナーにとってどういうことか自分なりに表現しました。
再開のシーンは、きっと必死だとこうなるんじゃないかと描いたのですが、すごく素敵な表現をしていただけて…!シガンシナに向かったこともそうですが、自ら運命を手繰り寄せた結果なのかもしれませんね。
ベルトルトがライナーを信じていたと感じてくださって本当に嬉しいです。壁を乗り越えた先に未来があってほしいという気持ちで、最後のページを描きました。
アニもなんやかんやふたりのことは心配しているだろうし、やっぱり最後は3人で同じ景色を見てもらいました。
こんなに熱量のあるご感想をいただいてしまっていいのかといった感じですが…!でも、ありがとうございます。ご感想ですが解釈違いなんてことはなくて、感じてくださったことに正解も間違いもないと思います…!受け取っていただけたことを大切にしていただけたならこんなに嬉しいことはありません。それでは、メッセージありがとうございました!
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私はあまりお話を考えるのが得意ではなく、パロディなども自分では思い浮かばないので、原作軸で自分が描けるとしたらと考え、今回のお話を描きました。静かなお話にしたいということもありまして、セリフは少なめに、漫符や音の表現は転生後のみにしています。老境のライナーが静かに人生を振り返っているような、転生後のライナーが夢を見ているような感じになっていればいいな。そして最後の2ページは最初は無配にする予定でした。が、これを物語の終わりにしてよかったです。進撃自体が物語ること、知らないこと、その先に未来があるということを描いた作品だと思っています。そういう終わり方ができたんじゃないかな。
あとは小ネタというか、シガンシナの湖はベルトルトの巨人化の跡という設定です。ベルトルトにとって巨人の力は命を奪うものだったけれど、時がたちその跡が命をはぐくむものになっていてもいいんじゃないかと、こういう設定にしました。地元の人たちが魚釣りをしたり憩いの場になっています。
いずれWEB再録するときに、全ページ赤ペン先生をしたいですね。ここはこういうことだよ~とか、ここもっとこうできただろとか、できたらやります。できたら。